気候変動・SDGs巡り懇談
ユーストークで高橋氏

気候変動・SDGsをテーマに若者と意見を交わす高橋副委員長(左端)=10日 参院議員会館
公明党青年委員会(委員長=矢倉克夫参院議員)は10日夜、参院議員会館と全国各地をオンラインで結び、「気候変動・SDGs(持続可能な開発目標)」をテーマに、ユーストークミーティングを開催した。これには、高橋光男副委員長(参院議員)が出席した。
東京都内の大学で政治学を学ぶ工藤幹太さんは、プラスチックごみ削減に向けた「マイボトル」が売れ残っているケースに触れ、「必要な量以上に生産すると新たな問題を起こすことがある」と訴え、生産過程に生じるムダ削減の推進を求めた。
また、石川県で製造業に携わる橋本一昭さんは、電気自動車や燃料電池車が普及していく中で「(生活の足として)車が欠かせない地方にも充電設備の整備や、車の購入費用の助成に力を入れてほしい」と語った。
このほか、郵便局で働く埼玉県在住の尾上康子さんは、日常生活で食品ロス削減に取り組んでいることを紹介。頻発・激甚化する災害に備えて、家庭での電源確保支援も要望した。
高橋氏は“地球の未来”を守るため、「一人一人の行動を促す対策が重要だ。皆さんの声を受け止め、国会で取り上げたい」と述べた。