オンラインで第11回全国青年局長会議
公明党青年委員会(委員長=矢倉克夫参院議員)は16日、全国をオンラインで結んで第11回全国青年局長会議を開催しました。矢倉委員長と三浦のぶひろ青年局長(参院議員、参院選予定候補=神奈川選挙区)が発表した今年上半期の取り組みなどを紹介します。
上半期の主な取り組み
●都道府県本部を主体にユーストーク(2~3月)
●全国青年局長会議(3月上旬)
●各地で政治学習会など新たなVAへの準備(3月中下旬)
●VAの実施へ
社会の長期ビジョン提示 あるべき姿を議論する
矢倉委員長は冒頭、昨年実施したボイス・アクション(VA)2021に参加した党員、支持者、地方議員に謝意を示しました。その上で、VAの結果を基にした提言を菅義偉首相(当時)に申し入れた際、出産育児一時金の増額に向けた意欲が示されたことを振り返り、青年委の動きが政策を動かす力になっていると語りました。
また、矢倉委員長は、青年委の使命は青年層の支持拡大にあると強調するとともに、「合意形成に努力して物事を実現する」政治家像を若い世代は求めているとの有識者の見解を紹介。その上で、地方議員と国会議員が一体となって政策を実現する力が公明党にあると訴えました。
さらに矢倉委員長は、公明党の政治姿勢を若者に伝えるために、議員が一人一人に地道に語り、自らの仕事に対する思いを伝えていくことが必要だと強調。ユーストークミーティングを実施する中で、国の政策を地方自治体が具体化する過程や、議員自身の奮闘を語ろうと訴えました。
一方、矢倉委員長は、青年委が社会の長期的なビジョンを示す役割を担っていきたいと主張し、あるべき姿を議論していくと語りました。
最後に矢倉委員長は、「大衆とともに」の立党精神が示され今年で60年に当たり、原点に返って若者の声を聴き、参院選と明年の統一地方選挙を勝ち抜こうと訴えました。
地域の課題や展望でユーストーク実施を
三浦青年局長は、2月から3月にかけて、各都道府県本部青年局が主体となってユーストークミーティングを開催する方針を発表。地域の課題や未来の展望について意見を重ね合い、公明党にどんな取り組みをしてほしいか聴いていく戦いを主眼に置きたいと強調しました。
その上で、業種や分野別による開催などを提案。全国各地で現場力を磨き上げていくユーストークミーティングを重ねていくのが政治の現場を変革する原動力になると述べ、「若い世代の政治参画を加速することができる」と訴えました。
また、三浦局長は、4月から5月にかけて、新たなVAの実施を検討しているとした上で、内容などについては、3月上旬をめどに全国青年局長会議を開いて共有するとともに、各地で政治学習会などを行っていきたいと述べました。
このほか、会議では、青年局長代理に就任した中野洋昌衆院議員が抱負を述べるとともに、党兵庫県本部青年局長の高橋光男参院議員が参院選の勝利に向けた決意を述べました。