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若者の力で「核なき世界」実現へ

2024.08.13

党青年委員会と広島県本部が「平和創出行動」

今月6日に、79回目の「原爆の日」を迎えた広島。公明党青年委員会(委員長=国重徹衆院議員)は1日、党広島県本部のHIROSHIMA平和創出委員会(委員長=田中勝広島市議)と共に、広島市で平和創出行動を実施しました。党青年委の三浦信祐青年局長、高橋光男副委員長(ともに参院議員)が、地元の青年議員らと共に参加。一連の模様と、同日夜に行われた青年フォーラムの発言要旨を紹介します。

52回目の被爆者慰問や献花
原爆資料館でVR映像も視聴

矢野おりづる園を訪れ、被爆者と交流する相沢県青年局長(正面左から2人目)ら

1日午後、党広島県本部の一行は、三つのグループに分かれて市内の原爆養護ホーム4施設(舟入むつみ園、神田山やすらぎ園、倉掛のぞみ園、矢野おりづる園)に入所する被爆者を慰問。公明議員がお見舞いの声を掛けると、被爆者は「いつもありがとう」などと笑顔で応じていました。

三浦青年局長(右から3人目)、高橋青年副委員長(左隣)と和やかに懇談する党広島県青年局のメンバー

その後、三浦局長らも加わり、一行は平和記念資料館(原爆資料館)に移動。市が導入した原爆投下時の状況などをまとめたVR(仮想現実)映像を視聴するとともに、今年5月に開設した「G7広島サミット記念館」を見学しました。続いて、原爆死没者慰霊碑と韓国人原爆犠牲者慰霊碑に献花し、恒久平和・核兵器廃絶を固く誓いました。

原爆死没者慰霊碑に献花する、党広島県本部代表の栗原俊二県議(前列中央)と、三浦青年局長(左隣)ら

同県本部による被爆者慰問と慰霊碑への献花は、1973年から毎年実施し、今年で52回目となりました。

フォーラム
「ジェンダーと核」テーマに討論

党の国会議員5氏(右側)と、GeNuineの徳田代表(左端)とのトークセッションの模様

夜には、原爆資料館で平和創出大会「核なき世界を選択する青年フォーラム」を開催。全国の青年議員もオンラインで視聴しました。

会合に先立ち、党長崎県本部の川崎祥司代表(県議)と、党沖縄県本部の藤山勇一青年局長(沖縄市議)があいさつ。さらに、谷合正明核廃絶推進委員長(参院幹事長)の後に、三浦局長が登壇し、核兵器廃絶への決意を語りました。

また、ジェンダー(社会的な性差)の視点から核兵器廃絶をめざす若者団体「GeNuine」の代表を務める徳田悠希さんと党国会議員5氏が、トークセッションを実施。

最後に、党広島県本部青年局の相沢孝局長(県議)と村上久美局次長(尾道市議)が平和宣言を読み上げ、出席者の賛同で採択されました。

沖縄・藤山県青年局長のあいさつ要旨

沖縄・藤山県青年局長

党沖縄県本部は6月、平和創造拠点の構築をめざす「国連SDGs共創プロジェクトチーム」を立ち上げ、2030年に向けて沖縄戦関連の建物群の世界文化遺産への登録などを推進しています。

第2次世界大戦後の27年間、米国の統治下にあった沖縄は冷戦中、1300発の核兵器を有するアジア最大の核拠点となっていました。米ソの全面核戦争が危ぶまれたキューバ危機では、沖縄のメースB基地から核ミサイルが発射直前だったという米兵の証言もありました。

「過去に悲惨な経験をした沖縄だからこそ、平和の発信地となる」。今後とも私たち青年世代から平和創出の使命を胸に、取り組んでいく決意です。

三浦局長のあいさつ要旨

以前、家族と共に原爆資料館を訪れた際、娘から発せられたのは「戦争はダメだ」の一言でした。この言葉を全世界に広めていく使命がわれわれにはあり、その先頭に立つのが公明党だと決意しました。

党青年委員会は、政策アンケート運動「ボイス・アクション」などを通じて、若い世代の方から「核兵器があるから使いたくなる。だからない方が良い」といった最もシンプルに、鋭く、誰もが求めているような声を寄せてもらいました。

こうした青年の声に応えるために、党青年委員会には、核廃絶への世論形成を主導する役割があると考えます。

「大衆とともに」との立党精神のままに、現場の声から政治を動かしてまいります。

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