先端技術の活用　支援策探る
千葉市の展示会で谷合、角田氏ら

リモコンで遠隔操作ができる草刈り機を視察する角田氏（左から２人目）ら＝３日　千葉市

公明党農林水産業活性化調査会の谷合正明会長（参院会長）と党農水部会の角田秀穂部会長（衆院議員）は3日、千葉市で開催された農業・畜産の展示会「農業WEEK」を訪れ、スマート農業の普及加速化を巡って、関係者と意見交換した。平木大作、佐々木雅文の両参院議員が同行した。

一行は、リモコン操作による無人田植え機や、収穫物の運搬作業を補助するロボットなど最新技術を搭載した農機を視察した。

この中で、農業・食品産業技術総合研究機構（農研機構）の根角厚司・スマート農業施設併用推進プロジェクト室長は、担い手となる若者に農業の魅力を感じてもらう観点からもスマート農業を推し進める必要性を強調。農業大学校など教育現場でスマート農機の実習ができる環境整備を求めた。

角田氏は「スマート農業へのニーズが高まっていると実感した。魅力ある産業をめざし、支援していきたい」と述べた。