政策立案の協議スタート
自公の青年・女性局長

懇談会で意見交換する(左から)佐々木(さ)、河西の両氏=3日 衆院第2議員会館
自民、公明の与党両党の青年局長、女性局長は3日、衆院第2議員会館で、現役世代や青年・子育て世代の悩みの解決に向けて、次代を担う青年議員が政策を議論するための初の懇談会を開催した。公明党から河西宏一青年局長(衆院議員)、佐々木さやか女性局長(参院議員)が出席した。
懇談会では、与党の青年世代の議員が共通の問題意識や課題などを見つけて深掘りしながら、未来志向で真に国民のためになる政策立案をしていくことを確認し合った。 懇談会後の会見で河西氏は、自公連立関係が四半世紀に及ぶ中、新たな協議体を設立する意義について「特にコロナ禍で世界が大きく変化し、激動の時代を迎えている。与党も変革のギアを一段アップさせる必要がある」と力説。その上で、協議を重ねる中で政策を練り上げ「国民生活の向上や将来不安の払拭に直結させたい」と強調した。
協議体の設立を巡っては、公明党の西田実仁幹事長が自民党の森山裕幹事長に対し、自公の若手・中堅議員が自公政権は国民のために何をなすのかを示す政策を立案する目的で提案していた。