原田氏 ハウス農家と意見交換
高知・南国市
公明党の原田大二郎青年局次長(参院選予定候補=比例区)はこのほど、高知県南国市内のハウス農家を視察し、園芸農業の現場の課題などについて意見交換した。松下直樹南国市議が同行した。
原田氏らが訪れたのは、高知県農協青壮年連盟の副委員長を務める山本修平さん(40)のハウス。親から受け継いだ面積14アールの農地で、辛くないシシトウを栽培している。
現状の課題として山本さんは、近年の異常気象に伴う対策の必要性に加え、ハウス栽培に欠かせない燃油の高騰などで、「戸別農家の経営は厳しい状況に直面している」と強調。また、耕作放棄地が増加している問題や人手不足の改善、若手の参入を促す取り組みなどを求めた。
原田氏は、「現状の課題などを踏まえ、若者が希望を持って農業に取り組める環境づくりを考えていきたい」と話していた。