青年党員らが活発に清掃活動
■自治会関係者から感謝の声
党広島県本部青年局
党広島県本部青年局は、昨年8月から「クリーンウオーク」の名称で月1回の清掃活動を実施しています。相沢局長の地元である呉市から運動をスタートし、昨年11月には東広島市でも行いました。呉市では同市の青年党員らでつくるボランティアグループ「くれむすび」(代表=亀井聡美市議)と共に行っています。
運動を立ち上げたきっかけについて、相沢局長はこう語ります。「中山間地域で地域活動の担い手が減り、草刈りが十分に行えなくなっている現状があります。公明党青年局として何かお役に立ちたいと思いました」
商店街や市街地では主にごみ拾い、中山間地域では草刈りを行っています。活動を行う1週間前に地域の自治会や商店街の関係者を議員が訪ね、清掃を行うことを伝えて、理解を得た上で活動しています。清掃を始める前には党の街頭演説会も実施。昨年10月に呉市焼山地区で開催した際には、当時の自治会連合会副会長もマイクを握り、青年局への感謝を述べました。
毎回、2時間ほど清掃を行い、多いときは660キロの雑草を集めたことも。これまでに収集したごみや草の量は1.6トンに及びます。活動に参加する藤岡愛さんは、「ごみがなくなり、きれいになると気持ちもすっきりします」と話していました。
「多くの方に喜んでいただき、継続の糧になっています」と相沢局長。今後は、自治会と党青年局の協働による取り組みも予定しています。
■区民相談のきっかけにも
東京・党江東総支部青年部
党江東総支部青年部は昨年12月から、青年議員と青年党員らが定期的に区内各地で清掃活動を続けています。
活動自体は以前から行ってはいましたが、実施ペースが明確ではなかったため、「日頃から続けることが大切」(中根部長)と、定期開催に踏み切りました。現在は、原則月1回を目標にしています。
これまでに仙台堀川公園や東京メトロ東西線東陽町駅の周辺、東陽公園で実施。毎回、10人前後のメンバーが集まっています。
火ばさみやごみ袋は区議が用意するほか、参加者には、家庭で使用したレジ袋をごみ袋として再利用してもらうよう呼び掛けています。活動時間は1時間程度で、毎回45リットルの袋二つから三つ分ほどのごみが集まるといいます。それらを分別した上で、参加者が持ち帰って処分しています。
1月13日には清掃活動に続いて、「江東区・令和6年・能登半島地震被災者救援の会」(佐竹敏子代表)が区内で行った募金活動への協力も行いました。その際、清掃活動を見ていた家族連れから「ありがとうございました」と声を掛けられたそうです。
清掃活動に参加している後藤貴明さんは、「地域に貢献できることがうれしい」とやりがいを語っていました。「参加者から区民相談を寄せられることも多く、すぐ区に伝えています」と語るのは、同青年部次長の山下金吾区議。活動を通して議員と党員、支持者の距離が縮まっていることも伝わってきました。