“地球の未来”を守る！
党青年委の取り組みから
（気候変動対策）ユーストークやVA基に政策提言
気候変動対策で日本若者協議会から要望を受ける党青年委員会の議員ら＝今年2月
ユウタ 国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議（COP29）が今月、アゼルバイジャンで開催されました。
支局長 各国で温暖化をもたらす「温室効果ガス」の排出削減などについて話し合われたね。温暖化が進むと、地球に甚大な影響を及ぼしてしまう。
アヤカ 21世紀末に世界の平均気温は最大5.7度上昇し、多くの種が絶滅危惧種になるといわれています。
支局長 公明党の取り組みをおさらいしてみよう。
ユウタ 党青年委員会は、VAやユーストークミーティングを通じて、気候変動やSDGs（持続可能な開発目標）を巡って、さまざまな声を聴いてきました。その声を基に、2020年、22年には政府に政策提言を行い、気候変動対策を盛り込みました。具体的には、環境に配慮した行動や商品購入を後押しするグリーンライフ・ポイント制度の推進などです。
アヤカ 党青年委は今年2月にも、日本若者協議会から、気候変動対策を議論する国の意思決定過程に若者登用を求める要望を受けました。
支局長 公明党は来年春をめどに、気候変動などを柱に「平和創出ビジョン」を策定する。その中身を教えてもらえるかな。
ユウタ 50年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け、次期削減目標に関する議論も踏まえつつ、中期的なビジョンを提示していきます。
支局長 気候変動対策は一刻の猶予も許されない。公明党の取り組みに期待したい。
（核兵器廃絶）中長期ビジョンに条約締結を掲げる
今年8月、広島市で開催された青年フォーラムでは、党県青年局の相沢孝局長（県議）と村上久美局次長（尾道市議）が平和宣言を発表
アヤカ 今年のノーベル平和賞に選ばれた日本原水爆被害者団体協議会の授賞式が来月10日、ノルウェー・オスロで開かれます。
支局長 被爆者の立場から、世界に核兵器廃絶を訴えてきた活動が高く評価されたんだ。世界の核の脅威について説明してもらえるかな。
ユウタ 米国の科学誌は今年、人類滅亡までの時間を「残り90秒」と発表。前年、ロシアによるウクライナ侵略を受けて過去最短となった時計の針を、今年も維持しました。世界の核兵器保有数は約1万2000発（今年1月時点）です。
支局長 核兵器廃絶に向けた党青年委の取り組みを教えてください。
アヤカ 党青年委は2012年に、30年へ向けた中長期ビジョン「KOMEI YOUTH VISION（公明ユースビジョン）2030」で、「核兵器禁止条約」の締結へ向けた平和外交を初めて掲げました。また、政府への度重なる政策提言でも、核兵器廃絶への取り組みを盛り込んでいます。
ユウタ 党青年委は党広島県本部が広島市で毎年実施している「平和創出行動」に参加。合わせて開かれる「青年フォーラム」にも、オンラインなどを通じて全国の青年議員が出席しています。
支局長 公明党の「平和創出ビジョン」との関係性は？
アヤカ ビジョンでは、多様性、公平性、包摂性を重要な理念に掲げ、党青年委で実施している「ユースディスカッション」などと連動して、青年や女性と対話。NGO（非政府組織）や企業など市民社会の声も反映させながら、一緒にビジョンを作り上げることとしています。
支局長 今後も平和の党・公明党の取り組みを、党青年委がリードしてほしい。
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