小中学生の質問に答える
佐々木、河西氏が参加
「なんで国会議員になったの」「衆院と参院の違いは」――。日本若者協議会が主催する「こども国会2023」の2日目が2日、衆院第2議員会館で開かれ、小中学生と与野党の国会議員がランチ交流を実施した。公明党から佐々木さやか参院議員、河西宏一衆院議員が参加し、質問に笑顔で答えながら子どもの声に向き合った。
栃木県から参加した女子中学生は、猛暑の影響で部活動が1週間中止になったとして「体育館にクーラーを付けて」と“政策提言”。佐々木氏は、国で設置費用への支援を続ける考えを示し「熱中症対策や、災害時の避難所環境の向上のために頑張りたい」と応じた。
河西氏は「学校の教員数を増やし、一人一人に寄り添う時間に充ててほしい」との要望に対し、きめ細かい指導につなげるため、党として小学校での「35人学級」を実現したと紹介。将来的には「小中学校で『30人学級』をめざす」と語った。