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不妊や不育 ひとりで悩まないで/相談センターの体制強化/今月から電話、面談の枠拡充/大阪府

2019 . 12 . 04

不妊や不育、ひとりで悩まないで――。12月1日から、大阪市中央区の大阪府不妊専門相談センターの電話相談と面接相談が拡充されている。これに先立ち、推進してきた公明党府本部の藤村昌隆青年委員長(府議)と今田信行青年局長、小山光明同局長代理(共に市議)は同センターを視察し、利用状況について関係者から話を聞いた。

同センターは、府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)内に2002年に開設。助産師による電話相談や、産婦人科医による面接相談(要予約)などを行っている。

電話相談日は、これまで毎月第1~4水曜日と第4土曜日(祝日を除く)だったが、新たに毎月第1~4金曜日(午前10時から午後4時まで)を追加。面接相談の枠は、毎月第4土曜日の午後4時からの1時間で2組までだったが、開始時間を午後2時からに前倒しし、4組にまで広げた。

不妊専門相談センターは現在、公明党青年委員会が16年に実施した政策アンケート「VOICE ACTION(ボイス・アクション=VA)」を契機に、全国の都道府県、政令市、中核市への配置が進んでいる。

VAで寄せられた不妊や不育に関する切実な悩みを受け、これまで藤村府議は議会でたびたび、相談支援の充実を訴えてきた。今回の体制拡充についても、藤村府議が今年10月の府議会健康福祉常任委員会で質問。不妊専門相談センターが配置されていなかった大阪市と共同での運営実施に合わせ、相談機能のさらなる充実を図るよう求めていた。

同センターを訪れた一行は、相談員らと懇談。不妊カウンセラーの資格を持つ女性(61)は「性の悩みは友人や両親、パートナーにも言えないまま抱え込み、泣きながら相談してくる人も少なくない」と指摘。その上で、電話相談や面談以外にも同センターが力を入れている当事者の交流会なども含め「まずは話せる人を見つけてほしい。悩みを共有することで、自分自身を元気づけてもらいたい」と話していた。

視察後、藤村府議は「不妊や不育で悩む夫婦が安心して治療を受けたり、ライフプランを設計したりできるよう、一層の支援充実に取り組みたい」と語った。