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いじめ防止の“HERO”に/勇気出して行動しよう/日米通算170勝 岩隈投手が中学生と交流

2018 . 12 . 20
いじめ防止へ、勇気を持って正しい行動ができる“HERO”に――。米大リーグのマリナーズで活躍、来季から巨人で日本球界に復帰する日米通算170勝右腕の岩隈久志投手が発起人を務めるいじめ撲滅プロジェクトの授業「HEROになろう」がこのほど、群馬県高崎市と仙台市で中学生を対象に開催された。

群馬・高崎市

20181220_12_4群馬県高崎市では、「中学生リーダー研修会」の一環として開催。市立寺尾中学校で同校の生徒と市内24中学校の代表ら約300人が参加した。

授業は、公益社団法人「子どもの発達科学研究所」の和久田学主席研究員が“いじめ”にまつわるエピソードを示し、生徒が意見を発表する形で進められた。和久田氏は、いじめを防ぐキーワードとして(1)Help(ヘルプ)(2)Empathy(共感)(3)Respect(尊重)(4)Open―mind(広い心)――を紹介。これらの頭文字を並べた「HERO」の行動が大事だとして、「勇気を出し、行動しよう」と訴えた。

授業後、男子生徒の一人が「(困っている人から)助けを求められる人になるために、みんなと仲良くしていきたい」と発表。岩隈投手は「各学校に戻って、この取り組みを広げてほしいと思う。“正しいこと”を一人一人が実践していこう」と呼び掛けた。

この後、岩隈投手は、同中学校野球部やスポーツ少年団の練習風景を見学したほか、高崎市役所に富岡賢治市長を表敬訪問した。

20181220_12_5今回の授業は、市議会公明党(逆瀬川義久会長)が福重隆浩県議と連携し、開催を後押しした。逆瀬川会長は「イベントで終わりではなく、これが新たなスタート。いじめ防止の取り組みがさらに進むよう後押ししていく」と述べた。

党市議団の提案で市から感謝状
仙台市

20181220_12_6一方、仙台市内の中学校でも同授業が開催され、仙台市から岩隈投手に感謝状が贈られた。

席上、郡和子市長は、「いじめは市政の最重要課題である」と強調。「岩隈投手の話が子どもたちの心に残ることを期待している」と語った。

感謝状贈呈は、「子どもの発達科学研究所」の片山泰一理事長と連携して、いじめ問題に取り組んでいる公明党市議団(嶋中貴志団長)が市に提案していた。