議員力アップに取り組む青年議員
さらなる党勢拡大をめざし、地域で議員力アップに取り組む青年議員3人を紹介します。
党員と共に訪問対話を継続
福島・郡山市 山根悟議員(39)
地域の課題解決へ、党員さんと共に訪問対話を行う日を原則週1回、設けて実践しています。地元生まれでない私を、古くから住んでいる党員さんが「議員と党員で一緒に回って地域の要望を聞いてはどうか」と提案してくれたことがきっかけです。
私一人で訪問対話を行っていた時に比べて、地域で信頼が厚い党員さんと共に回ることで、相手の反応が違うことを実感しています。中には「公明党の議員が会いに来てくれた」と喜んでくれる方もおられ、励みになります。
相談の内容はさまざまです。「市の財政はどうなっているのか」といった質問から「交通安全対策を進めてほしい」などといった要望も寄せられます。水害が多い地域の住民からは「さらなる対策をすべき」などといった貴重な声もいただきます。こうした声の実現に全力を尽くすことを私は約束しています。
14日は、党員の矢部恵美子さんと共に、下行合町内会の柳沼喜佐雄会長宅を訪問しました。何回も訪問する中で柳沼会長は「身近な困り事を相談できて助かる」と信頼を寄せてくれています。訪問対話の実践を通し党への信頼の輪を広げ、党勢拡大へ走り抜きます。
SNS活用し実績アピール
静岡・沼津市 片岡章一議員(38)
2011年に32歳で初当選して以来、有権者の皆さんに「普段、議員として何に取り組んでいるのかを伝えよう」と決意し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の投稿を続けてきました。
主にフェイスブック、ツイッターで、視察や地域行事への参加など日常活動の様子をその都度、発信しています。「多くの人に関心を持ってもらおう」と、分かりやすい文章を心掛け、写真は、地域活動などに取り組んでいる様子が伝わるものを数多く選びます。また、フェイスブックとツイッターを連動させ、どちらかに投稿した文章や写真が、自動的に両方にアップされる便利な機能も活用しています。
若い世代に公明党のことをもっと知ってもらうためには、SNSによる発信が重要です。そのため、子育て支援、教育、就労などに関する公明党の取り組みや役立つ身近な情報も投稿するよう工夫しています。
投稿を見た人からは、「参考になりました」「頑張ってください」などのコメントが寄せられる一方、「シェア」や「リツイート」によってSNS上で拡散されるなど、手応えを感じています。
先進地域に学び政策推進
岐阜県 澄川寿之議員(37)
モットーは、「現場第一主義」です。現場に足を運び、自分の目で見て、感じたことを日頃の議会活動に生かしています。
以前、市民相談で「大人の救急電話相談(#7000)」に関する要望を受けたことから、公明新聞で調べて埼玉県が導入しているのを知りました。夜間に急な病気やけがをした際、「救急車を呼ぶべきか、すぐに病院に行くべきか」の判断や、家庭での適切な対処方法について、電話での相談を受け付けるものです。医師の負担軽減にも効果があるとされています。
私は、岐阜県でもできないか、すぐに行動を開始しました。早速、埼玉県庁を訪ね、「大人の救急電話相談」について県の担当者から詳しく話を聞きました。さらに、同様の事業が香川県でも実施されているのを知り、今年7月、現地を視察しました。岐阜県では、まだ実現されていませんが、こうした視察活動を生かし、議会質問などを通じて力強く推進していきます。
若者との懇談では、就労支援の要望が数多く寄せられています。そうした要望に応えるため、若者と中小企業のマッチング支援などにも全力を挙げたいと思っています。