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主権者教育で判断力養う/小玉・東大教授が講演/党文科部会

2016 . 05 . 26

公明党文部科学部会(浮島智子部会長=衆院議員)は24日、衆院第2議員会館で会合を開き、東京大学大学院の小玉重夫教授が「主権者教育における政治的中立性確保」をテーマに講演した。

小玉教授は、今夏の参院選から18歳選挙権が導入されることを踏まえ、学校における主権者教育では「社会参加」と「政治的リテラシー(政治的判断力や批判力)」が柱になると述べた。特に政治的リテラシーについて「政治的中立性に配慮しながら論争的課題をいかに教育するかがポイントだ」と強調した。

また、学外で生徒が政治活動へ参加することに関して、「政党の支援活動、集会などへの参加を萎縮させないようにする必要性がある」と述べた。その上で、超党派の取り組みが重要として、政党助成金の一部を拠出し合って「政治教育センター」を設置するなどの提案があった。

参加議員からは、教職員の政治的中立性の担保について意見が出た。小玉教授は「特定の政党だけを取り上げると偏向(教育)になる危険性がある」と指摘した上で、政党間で論争があり、複数の見解があることを知ることは大切と述べた。