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給付型奨学金の道開く/制度具体化へ議論開始/党プロジェクトチームが初会合

2016 . 04 . 08

公明党給付型奨学金推進プロジェクトチーム(PT、富田茂之座長=衆院議員)は7日、衆院第2議員会館で初会合を開き、給付型奨学金制度の創設に向けて文部科学省の担当者と意見交換した。富田座長をはじめ、石田祝稔政務調査会長、大口善徳国会対策委員長、浮島智子同PT事務局長(衆院議員)らが出席した。

席上、文科省は現行の奨学金制度として、無利子、有利子、所得連動返還型などを説明。返還困難者への減額や猶予制度の利用状況を示した上で、財源や対象者など給付型に関する論点を挙げた。

富田座長は「1999年に公明党が与党入りして以来、まずは奨学金の貸与枠を大きく拡大し、家計の急変に対応する緊急枠も創設した。最近では無利子を増やす流れをつくった。(導入を求めてきた)給付型の道を開くために議論を進めたい」と強調。石田政調会長は「給付型をどんな制度にするのかを検討する場にしたい」と述べた。参加議員からは、さまざまな角度から具体的に給付型を検討すべきとの声が上がった。

一方、有利子奨学金の利率について、“年3%は高すぎる”との指摘があることに対し、文科省は「どんなに金利が上がっても上限は3%という意味。今は(利率変動で)0.10%、(利率固定で)0.16%だ」と述べた。

党PTは今後、精力的に議論を行って今月中にも意見を取りまとめ、政府に対して給付型奨学金制度のあり方を申し入れる方針だ。