「庶民の目線」忘れない公明党ならではの改革

公明党は、さまざまな議員特権にメスを入れてきた。「そんなに議員は偉いのか?」という国民の疑問の声に、真摯(しんし)に耳を傾けたのだ。  たとえば、永年勤続議員の特典としての特権の廃止。勤続25年以上の議員への特別交通費(月30万円)や、議員自らを描く肖像画の作製費(100万円)、勤続50年以上の議員への憲政功労年金(年500万円)は、公明党の主導で全廃された。  2011年には、国会議員の歳費(給与)の支給方法も改めさせた。それまでは、議員の在任期間が数日でも1カ月分の報酬が支払われる月割り支給であった。そこで、公明党は任期のあった日数分だけ支給する「日割り」への変更を提案。各党に強く働きかけ、実現した。  また、国会議員に長年支給されていた私鉄とバスの無料パスも、公明党の提案で2012年に廃止となった。  そのほか、国会公用車や出張旅費の削減など、他党の議員が嫌がる改革を実現してきた。「庶民の目線」を忘れない公明党ならではの実績といえよう。

【写真】永年勤続議員の肖像画が並ぶ衆議院委員室。公明党は肖像画作製費100万円の支給廃止を主導した (2009年4月1日)