Local Report

地域の未来(あす)へ―貢献する議員・党員ネット発信で広がる共感

安来の魅力をネットに乗せていく。全国へ世界へ。誠実で、真剣で市民との絆を結んで

島根県安来市議会(安来市)・佐々木厚子議員

安来(やすぎ)市は島根県の東端に位置し、鳥取県との県境にある。人口は4万人。 かつては、たたら製鉄と呼ばれる古代製鉄法が盛んだった地。また、民俗舞踊として安来節のどじょうすくい踊りが有名である。そこで唯一の公明党議員として奮闘しているのが佐々木厚子さん(59)だ。 佐々木さんは議員の職務に全力を傾けた後、自宅に帰れば佐々木家の母として家族を包み込む。
議員活動と家事の両立で毎日が慌ただしい。そんな佐々木さんは、自身の活動の一つひとつを多くの市民に見てもらいたいとの思いでホームページのブログやSNSで積極的に発信をしている。 そんな女性議員として、たった一人、安来市を駆け巡る佐々木議員のご自宅を訪ねた。

現場第一主義でどこまでも市民に寄り添う

▲プラスチックのごみの週1回収集が実現し市民と喜び合う佐々木さん(右端)

とても明るく元気な声で迎え入れて下さった佐々木さん。一緒にいると元気になり、安心感が湧くのを感じた。そんな佐々木さんは一期目の議員とは思えない堂々たる印象が強かったが、話を聞くうちに人知れず努力を重ねてきたことの裏付けであることがわかっていった。

市議会議員になって初めての議会で市民から「プラスチックのごみ収集の回数が少ない」との声があったことを取り上げ質問に立った。市民ごみの中で多く出てしまうのがプラスチックごみであるのにもかかわらず、収集頻度は月2回だけだった。 それを佐々木さんが議会で取り上げ改善に乗り出した。 市民の小さな声を漏らさずに動いた佐々木さんの働きのおかげで、月2回収集を週1回に増やすことができた。   
「プラスチックのトレーなどはかさばるため、一度に何袋も出していた。毎週の収集は本当に助かる」と市民から喜びの声も。
主婦としての顔もある佐々木さんは、常に市民と同じ目線に立つことができる強みを生かし、いま何が必要なのか、何に困っているのか、日々考えに考え、走りに走っている。
よいこともいっぱいあるし、つらいこともいっぱいある。 だからこそ「自分の足で回っていかないとわからない」と語る佐々木さん。
また、佐々木さんは議会が終了した際に、議会での活動状況を市民に報告するため年4回「あつこ通信」を発行している。それも、一軒一軒、自分の足で歩き、できる限り手渡しすることを心掛けている。

郷土が誇る偉人の美術館が宝

▲自身のホームページ上で加納美術館を紹介している

島根県に住む多くの人は買い物などに出かける際、安来市の近隣となる松江市や米子市(鳥取県)に足を運ぶそうだ。そのような状況で安来市には人があまり流入してこないとの課題がある。
佐々木さんは「安来市の市民の誰もが安来を愛し、安来を誇りに思い、安来で安心して子どもを産み暮らせる環境を整えることが大切」と主張する。

全国各地、また海外からの観光客に安来に来た際はぜひ立ち寄ってほしい観光名称がある。
それは安来市出身の足立(あだち)全康(ぜんこう)氏がつくった日本一の庭園と話題の足立美術館。 もう一つは、太平洋戦争後、フィリピンで戦犯として裁かれた日本人への恩赦を求めて運動した安来市出身の画家加納莞(かのうかん)蕾(らい)氏の作品が展示された安来市加納美術館。
加納氏は、「許し難きを許す」との信念のもと、平和に貢献した偉人とあおがれ、市の英雄と尊敬されている。
世界にも誇れるこれら安来の偉人を佐々木さんは多くの人に知ってもらいたいと強く語る。

佐々木議員HP:http://www.komei.or.jp/km/yasugi-sasaki-atsuko/
足立美術館:https://www.adachi-museum.or.jp/
加納美術館:http://www.art-kano.jp/

     

SNSに続々と反響。手応えの日々

▲時間の合間には必ずタブレットを開き、多くの方々とつながることを心掛けている

実は佐々木さん、8年間海外に住んでいたことがあった。その際、日本人学校の会長をしていたことがあったとのこと。
ある日、佐々木さんに日本人学校の会長になってほしいとのオファーがくる。
「私はパソコンやネットがほとんど使いこなせないから、書類の作成などもできない。会長なんて到底務まらない」と初めは断った。
しかし、「ちゃんと教えるので大丈夫ですよ」と役員に説得され、責任感の強い佐々木さんは会長を引き受けた。
それでも、学校の皆さんのことを考え、必死に覚えていく中で、お便りや通信などの広報物を少しずつ作れるようになった。
今では、外に出掛けることがあればタブレットを必ず持ち運び、活動風景などを写真に収め、帰宅すればその日の活動内容の発信を欠かさず行っている。
日々の発信も試行錯誤しながら、常にHPを見てもらえる皆さんの目線に立ち、発信を心掛けているという。
苦手意識を持っているなら努力しなくてはなにも変わらないと佐々木さんは自分が県本部の先頭に立ってIT推進を!との思いで、ホームページやSNSの発信を行っている。

▲市民の皆様によりわかりやすく、正確な発信を目指していくと語る佐々木さん

SNSを活用する中で、海外に住んでいたころの友人や旧友が、「厚子さん議員さんになったの?」「厚子さん、いつもブログ楽しみにしているよ!頑張ってね!」との声も届く。 こんなにうれしいことはないと佐々木さん。
また、安来市のローカル番組である、「どじょっこテレビ」に佐々木さんが映っていたのを見た市民が、佐々木さんのブログに活動の感想を書き込んでくれるなど市民からの反響も増えているそうだ。

また佐々木さんは家族の支えがとても心強いと語る。
慌ただしい毎日の中で、忙しさに押しつぶされそうになるとき、さり気なく家事を手伝ってくれる家族。いつも感謝の気持ちが絶えない。そんな家族の存在が佐々木さんの日々の活動の原動力になっている。
どこまでも心を通わせ、市民は何に困って、何を必要としているのだろうと試行錯誤をし、安来市を日々走り抜いている。

今後の展望として、佐々木さんはもっともっと多くの方々に安来市を知ってもらいたいと。
また、自身がネットを通して発信することで、公明党を知らなかった人が公明党を知ってくれる。また、より多くの市民の声を聞くことができる。 そんな市民とのつながりを結ぶためネットの活用に力を入れている。

誠実な人柄と真剣な行動が、人と人との絆を生み、安心をもたらす。佐々木さんはきょうも愛する地元安来のために奔走する。