Local Report

地域の未来(あす)へ―貢献する議員・党員ネット発信で広がる共感

政策課題を伝え、県民の声を聞きもらさない有権者とコミュニケーションを図るメールマガジン

静岡県議会(静岡市葵区)・高田好浩議員

高田好浩(たかだ・よしひろ)さん(60)が活動基盤とする静岡市葵(あおい)区は、政令指定都市における行政区として最大の面積を誇る。 古くは徳川家康が大御所政治を行った駿府城跡(駿府公園)、静岡県庁を中心とする官公庁がある静岡駅北口周辺から、松尾芭蕉の句にも詠(よ)まれる茶所・静岡の中でも有名な産地である安倍川流域をはじめ山間部に至る特色豊かな地域である。

高田さんは、大学を卒業して地元・静岡に戻り建築事務所へ就職した2年後、25歳で一級建築士試験に合格した。 設計事務所を開業したのち、静岡県のために役立ちたいと志し、平成19年、県議会議員に初当選。現在3期目を務めている。

安心の街づくりをリードする「防災のトップランナー」

▲「『あれせー』『これせー』と言ってもらえるような議員にならないと」とは、高田さんの議員としての信条である

2期目の選挙の直前、東日本大震災が発災。 選挙直後の平成23年5月に、党静岡県本部の地震防災対策プロジェクト座長として岩手県大船渡市を初めて訪問して以来、幾度となく被災地を訪れ、復興支援に携わってきた。 岩手県の議員・党員とともに、県内各地の仮設住宅の入居者から意見や要望を聞いて回ったときに、「お風呂で追いだきができるようにしてほしい」との報告があった。宮城県や福島県でも同様の要望があり、これらの声をきっかけに、風呂の追いだき機能の追加が実現されることになった。 被災者の生活を第一に考え、その思いを国に届ける公明党のネットワーク力が、被災者の願いを実現させた。

県議会議員には、具体的な地域の課題を解決する市議会議員と連携して、グランドデザインを描き、それを着実に実行できるように環境整備する力が求められると考えている。 その中で、一番力を入れていることは、「防災」だ。静岡県は、想定される東海地震対策や、台風対策が求められる地域であるからだ。 一級建築士であるとともに、防災士、ふじのくに防災士、静岡県地震被災建築物応急危険度判定士、静岡県耐震診断補強相談士などの資格も持つ。69人いる県議会議員の中で、防災の第一人者であるとの自負がある。 岩手県での経験から静岡県内で「何かできることはないか」必死に考えた。必ずできるとの確信があった。 そして、これまでに高齢者世帯の耐震補強計画作成費の無料化、緊急地震・津波対策交付金制度の創設など、一級建築士として地震・防災対策を大きく前進させてきた。

ネットにおける情報発信にも全力

▲「作りこんだからね。財産ですよ」とホームページを指差す高田さん

高田さんは、広大な静岡市葵区をこまめに回るとともに、インターネット上での情報発信にも力を入れている。 ホームページ上で投稿したブログの記事に、「ドクターカー」の視察報告を掲載したところ、写真で紹介した救急救命士の母親から「息子を載せていただいてありがとうございます」とのうれしい知らせがあった。

ホームページのコンテンツを充実させており、支持者から高田さんの政策や実績に関する問い合わせがあったときには、「ぜひホームページを見てください」と伝えている。 ホームページを見てもらえれば、全部分かってもらえるからだ。

     

メールマガジンで多くの人へ情報を届ける

ホームページの他にもFacebookやメールマガジン(メルマガ)も開設している。 特に、メルマガは、2期目の当選直後から始めた。 メルマガは、電子メール機能付きの携帯電話やスマートフォンが普及した現在、伝えたい情報や自分自身の言葉が読者である有権者のもとへ確実に届くツールであると考えている。 一昨年から昨年にかけての平和安全法制における集団的自衛権の議論の際には、公明新聞に掲載された識者の声や公明党の取り組みをメルマガで配信、読者から「安心した」との声が寄せられた。

メルマガの執筆に熱が入り、初稿で1000文字以上になることも。 ブログやFacebookでは、文章とともに写真を入れることができるので、議会での代表質問や行政視察について、どのように議員が活動しているのかを分かりやすく伝えることができる。 他方、メルマガは文章のみで表現をしなければならない。 だから、メルマガを作るのは大変だけれども、とても勉強になる。また、書き上げたものが、議員としての自分の資料になる。 メルマガを書き上げると自分の携帯電話に一度テスト送信し、内容や長さを確認し、それをふまえて、送るタイミングを考える。 そして、1週間に1回、月曜日の朝から夕方の間に発信できるように心がけている。

読者の声に耳を傾ける

一昨年の5月、個人ホームページをリニューアルするにあたって、メルマガを刷新しようと考えた。 それまでは、有料のメルマガ発行システムを利用してきた。 しかし、県本部が主催した議員IT研修会に参加し、党が提供するメルマガ発行システムの利点を聞き、そちらへ移行することに決めた。 広告も入らず、高田さんのメールアドレスから直接配信される仕組みが、読者を安心させると考えたからだ。 メルマガの読者は、現在300名を超えている。

▲「高田通信」に掲載されたQRコード

また、デジタルとアナログの融合にも気を配っている。 高田さんの議員だよりである「高田通信」では、ホームページの案内やメルマガ登録をお願いするとともに、QRコードも掲載して、簡単にアクセス・登録してもらえる工夫を凝らしている。 一人でも多くの県民に自分自身の言葉を届け、一人でも多くの声を聞くことができるようにするためである。

こうした取り組みの結果、地域の集まりで、支持者がメルマガを読み上げて紹介してくれることもあるという。そこで、さらに読者が増えるということも少なくない。 これまでに発行したメルマガは、210回を数える。 読者である婦人から「毎回読んでいますよ」、「友だちが来たら、私が読んで紹介しています」などの声が聞かれるほど、女性層からの熱い支持があるのが、高田さんのメルマガの特長だ。 「やめちゃいけないですよね」「もっといい記事を書けるようになりたい」と高田さんは決意する。

今年10月、党静岡県本部幹事長に就任し、国と県、県と地域とのパイプ役を担う。「常に住民に寄り添う気持ちを忘れない」と語る高田さんは、これからも政策実現と情報発信を力強くリードしていく。