Local Report

地域の未来(あす)へ―貢献する議員・党員ネット発信で広がる共感

住民と力合わせ問題を解決粘り強い訪問対話で信頼広げる

佐賀県多久市 平間智治議員

▲ご自宅のノートパソコンとiphone・ipadを連携させ活用している

佐賀県のほぼ中央に位置する多久市。ここで唯一の公明党議員として奮闘する平間智治(へいま・ともはる)議員を訪ねた。

車で駅まで迎えに来てくれた平間さん。明るい笑顔が印象的で、事前にホームページFacebookで写真を何度か見ていたので、初めて会った気がしない。自宅までの道中、特徴あるかすれ声で、多久市が風光明媚な市であることや有名な孔子廟(びょう)があり歴史散策などを楽しめることを教えてくれた。

年間1000軒以上の訪問対話で地域の声を聞く

平間さんの自宅は、小高い山の中腹に建っていた。車を降りると山間から街が一望でき、多久市が四方を山に囲まれた盆地であることを実感した。

自宅があるこの地域には、地元選出の議員が誰もいなかったこともあり、選挙のときには党員・支持者だけでなく近隣の方々が懸命に応援をしてくれ、平成19年に初当選を果たした。平間さんは、一軒一軒足を運び、「何か困ったことはありませんか?」と聞く訪問対話に徹し抜き、訪問軒数は年間に1000軒以上。今では、この地域で平間さんのことを知らない人は、ほとんどいないという。

ネットを利用し多くの市民に実績伝える

議員としての仕事の成果を一人でも多くの市民に知ってもらいたいとの思いから、議会が終了する度に自ら作成し、発行しているのが「へいま通信」。

▲Facebookで市民との交流を深める平間さん

毎回1000部程印刷し、地域の方々に配布しているが、多久市には2万人以上の市民がいる。この「へいま通信」の内容をもっと多くの人に伝えたい。それがネットをはじめる最初のきっかけだった。

Facebookへの投稿は、ほぼ毎日。なるべく多久市内の人と友達になり、「いいね!」をし合ったり、「コメント」するなど活発に交流している。平間さんの投稿は市政に関わる内容だけではなく話題が多彩だ。ときには音楽に関することやテレビ番組の感想などについても発信している。

“買い物弱者”救う新システムを提案

平間さんは、市民の声を聞く中で、特に困っているという声が多かった問題の解決に奔走してきた。

高齢化が進み、住民が買い物や病院、市役所や銀行に行くための交通手段が不便であるという問題。市民相談の中でも、「近くのスーパーがなくなってしまい、離れた場所に買い物に行きたいが、バス停が遠くて歩くのがつらい」といった”買い物弱者”の声が多くなっていた。

そこで平間さんは、「デマンド交通システム」という、一定区域内で乗り合いタクシーなどを運行し、電話予約に基づいて自宅や指定場所に順次立ち寄って利用者を乗車させ、低料金で目的地まで運ぶサービスを市に提案。

この新しい公共交通システムを導入すれば、それぞれの目的地まで「ドア・ツー・ドア」で移動できるようになると、議会で何度も訴え、「デマンド交通システム」導入を実現した。

また、近隣5行政区の子ども達が利用する通学路が暗くて心配だという声が多く、防犯灯を設置するため、各行政区長と協力して署名活動を展開し、数年がかりで12基の防犯灯を設置させた。

さらに、市内を流れる別府川が、土砂などの蓄積が原因で梅雨時期等に水かさが増し氾濫寸前になる問題について、長年、行政区長等が市に土砂を取り除く工事を要望していたにも関わらず、工事は行われなかった。その状況を打開するため、平間さんは、署名運動を展開し多くの市民の声を集め、市や県に提出し工事を実現させた。

市でただ一人の公明党の議員として、その誇りを胸に懸命に働き続けてきた平間さんに対する信頼は議会の中でも厚く、あらゆる場面で調整役を頼まれる。今や平間さんは多久市に“なければならない人”になっている。

▲1級県河川別府川の浚渫工事前(平間さんのHPより)

▲浚渫工事後。署名運動で実現した(平間さんのHPより)

市民との情報共有化を目指す

現在、平間さんが取り組んでいるのは、多久市の活性化とまちづくりのために、Facebookやメールマガジンなどを活用し、市民、行政、議会がリアルタイムに情報を共有できる体制整備をすることだという。自ら積極的に情報発信に取り組んできたからこその発想で期待が高まっている。

平間さんのFacebookを見ていると、議員としての活動に喜びと感謝をもって地域に尽くしていることがひしひしと伝わってくる。だからこそ、平間さんへの共感の輪が広がっているのだろう。