臍帯血 研究課題探る
公明新聞:2011年9月22日付
臍帯血の研究課題について報告を受ける党プロジェクトチーム=21日 参院議員会館
党プロジェクトチームが厚労省から聴取
公明党臍帯血法整備推進プロジェクトチーム(PT、山本香苗座長=参院議員)は21日、参院議員会館で会合を開き、厚生労働省の担当者から同省研究班が実施していた、臍帯血に関する研究の課題などについて話を聞いた。松あきら副代表、山本座長、山本博司事務局長(参院議員)が出席した。
同省の担当者は、臍帯血中の造血幹細胞を増やす研究について、「培養は成果があったが、移植でうまくいかなかった。今後の臨床データが必要だ」と説明。臍帯血の医薬品化に関する研究についても、製法などの基準の厳格化により、費用の大幅増が見込まれるとの報告があった。