注目集まる“夢の再生医療”

公明主導で推進法成立。iPS細胞研究も後押し

iPS細胞(人工多能性幹細胞)などを使った再生医療を、国民が迅速・安全に受けられることをめざす再生医療推進法が、4月26日の参院本会議で成立しました。この法律は昨年秋から、公明党の坂口力元副代表の私案をもとに、自民、公明、民主3党の有志がまとめたもので、国に対して再生医療の研究推進へ財政面で支援することなどを求めています。

再生医療は、病気やけがで失われた臓器や組織を再生する“夢の医療”として、研究が続けられてきましたが、京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞を開発し、昨年、ノーベル医学・生理学賞を受賞したことで大きな注目が集まっています。

理化学研究所と先端医療振興財団(神戸市)は2月末、世界初となるiPS細胞を使った目の難病の臨床研究を、厚生労働省に申請しました。2014年度中にも患者に対し、iPS細胞から作った網膜細胞の移植が行われる見通しです。

一方、公明党は白血病の治療に有効な、さい帯血などの移植を推進するため、昨年9月には造血幹細胞移植推進法の成立もリードしました。

さい帯血からは良質なiPS細胞を作り出すことができます。同法では、さい帯血を研究目的で利用できるとも規定しており、山中教授は昨年10月の公明党の会合で、iPS細胞の研究を後押しする同法成立を、「大きな意味を持っている。公明党に心から感謝したい」と述べています。

文中敬称略、肩書は当時
2013年5月4日付 公明新聞