100万人訪問・調査運動

公明新聞:2018年5月4日(金)付

“埋もれた課題”発掘に意義
公明議員の行動、影響力大きい
夜回り先生 水谷修氏

日本は子どもの7人に1人が貧困で苦しんでいるといわれています。満足な食事が取れず、病院にもかかれないような生存に関わる貧困は、救済制度が整っているため、多くは行政で対応できます。その一方で、高校や大学への進学、趣味を持つなど普通のことができない貧困家庭が近年、増えています。

「貧困」にはさまざまな実態があるように、子どもや家庭を巡る問題が複雑・多様化する中で、今までのような相談を受けて動くという“待っている政治”だけでは、対応できなくなっています。だからこそ、議員が自ら出向き、“埋もれた課題”“見落とされている苦しみ”を掘り起こして対策を探ろうとする今回の「100万人訪問・調査」運動は本当に尊いことであり、ありがたいことだと考えています。

私自身、深刻な悩みを抱える子どもたちを救おうと、さまざまな活動をしてきました。そうした中で実感しているのが、国・地方を問わず議員が動くことの影響力の大きさです。議員が動くことが、さまざまな意味で起爆剤となって、行政を動かし、今まで社会で気付かれていなかった課題が注目されるきっかけにもなり得るのです。

特に、全国津々浦々で地域に密着した約3000人の議員ネットワークを持ち、日常的に国会議員と地方議員が連携する公明党の議員が発揮できる力は群を抜いています。

公明議員が総立ちとなって取り組む今回の訪問・調査運動に大きな期待を寄せています。この国に生まれた誰もが持つ幸福を追い求める権利を守るためにも頑張ってください。



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党鹿児島県本部の成尾信春代表(県議)は鹿児島市内の企業を訪れ、「中小企業の支援に取り組んでいく」と語った党鹿児島県本部の成尾信春代表(県議)は鹿児島市内の企業を訪れ、「中小企業の支援に取り組んでいく」と語った。








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