対北、米と認識共有を

公明新聞:2018年4月18日(水)付

記者会見で見解を述べる山口代表=17日 国会内記者会見で見解を述べる山口代表=17日 国会内

日米首脳きょう会談
首相は自由貿易の必要性語れ
記者会見で山口代表

公明党の山口那津男代表は17日午前、国会内で記者会見し、きょう予定されている安倍晋三首相とトランプ米大統領の首脳会談に関して、首相が北朝鮮の拉致・核・ミサイル問題の包括的解決をめざす日本の立場を訴え、「米国が日本との共通理解を持って(6月初旬までに開催される)米朝首脳会談に臨むことが重要だ」と強調した。

山口代表は、北朝鮮問題への日本の対応について、完全かつ検証可能で不可逆的な非核化と、短・中距離弾道ミサイルの廃棄をめざすと力説。拉致問題では、日本以外の国の人も北朝鮮に拘束されているとの指摘も示し、トランプ大統領の理解を促す必要性を語った。

また、経済の分野では、貿易ルールを巡る議論が交わされる見通しを踏まえ、「自由で開かれた貿易体制やルールが必要との日本の一貫した立場を堂々と主張してもらいたい」と訴えた。

その上で、5月上旬に開催予定の日中韓サミット(首脳会議)などの外交日程に触れ、「首脳がやりとりできる機会を生かし、緊密な連携を図るべきだ。日本が重要な当事者として議論をリードしてほしい」と力説した。

一方、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る柳瀬唯夫元首相秘書官らの国会招致に関して、証人喚問の対象は強制的に国会に呼ばなくてはいけない人が多かったと指摘。柳瀬氏は国会招致が決まれば国会で話をすると述べていることから、「参考人として国会に呼ぶのが妥当だ」との考えを示した。

財務次官疑惑 説明責任 誠実に果たせ

報道されている財務省事務次官のセクハラ疑惑に対しては、「事務次官も含め、政府として誠実に説明責任を尽くしてもらいたい。それをしっかり見極めていく」と述べた。

政府の規制改革推進会議で議論されている放送事業の見直しでは、放送番組の政治的公平性などを定めた「放送法4条が果たしてきた役割は重い。民主主義の土台は国民に適切で正しい情報を提供することだ。公平性を保つ枠組みの機能は持つべきだ」と語った。

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