北の非核化へ日米結束

公明新聞:2018年4月16日(月)付

党青森県本部の政経懇話会であいさつする山口代表=15日 青森市党青森県本部の政経懇話会であいさつする山口代表=15日 青森市

ミサイル、拉致でも協力
首脳会談、包括的解決の弾みに
青森市で山口代表

公明党の山口那津男代表と井上義久幹事長は15日午後、青森市で開かれた党青森県本部(代表=伊吹信一県議)主催の政経懇話会に出席した。

講演で山口代表は、今月27日に行われる韓国と北朝鮮の南北首脳会談や6月初旬までの開催が予定されている米朝首脳会談について、「重要なテーマは北朝鮮を非核化することだ」と強調。関係国は北朝鮮に完全かつ検証可能で不可逆的な核放棄を求めていく共通認識を持つべきだと力説した。

その上で、日本にとっては、「核・ミサイル・拉致問題全ての解決が大事だ」と指摘。安倍晋三首相が今週17~20日の日程で訪米し、トランプ大統領と北朝鮮問題などをテーマに首脳会談を行うことから、「トランプ大統領に日本の立場を理解してもらい、解決へと歩みを進めてもらいたい」と述べた。

きょう16日、約8年ぶりに再開される閣僚級の「日中ハイレベル経済対話」に関しては、昨年12月の自身の訪中時、中国側に開催を提案していたことに触れ、経済対話を機に日中両国の意思疎通を活発にし、関係改善につなげていく重要性を指摘。また「開かれた自由なルールで、お互いに貿易の質を高める努力が求められている」と述べ、経済対話の成功に期待を寄せた。

加計問題 政府に説明求める

一方、防衛省が存在しないとしていた自衛隊の海外派遣時の日報が見つかった問題について山口代表は、「短期間で廃棄される方が不思議だ。保存し、将来の教訓として残すべきだ」と強調。相次ぐ公文書管理を巡る問題への対応では、「公文書管理の体制を整備すべきだ。必要があれば法律を作ったり変えたりしないといけないかもしれない。また、公務員としての責任を果たしていくという気風も立て直さなければならない」と語った。

学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る関係者の国会招致に関しては、「必要があれば国会で経緯を説明してもらいたい。与党として政府に説明責任を尽くさせたい」と語った。

井上幹事長は、東北6県のホテルや旅館に泊まった外国人の延べ人数が、2017年に初めて100万人を超えた成果を報告し、観光振興のためのインフラ整備などを進めると語った。

会合には、若松謙維、横山信一の両参院議員のほか、同県の三村申吾知事、同県市長会の小野寺晃彦会長(青森市長)ら各界の来賓が出席した。

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