公文書の電子化進めよ
公明新聞:2018年4月11日(水)付
10日の参院外交防衛委員会で公明党の高瀬弘美さんは、防衛省が存在を否定していた自衛隊の海外派遣時の日報が相次いで見つかった問題に関して、行政文書の管理のあり方を見直す必要性を指摘し、公文書の電子化を進めるべきだと強調。その上で、「公文書が電子化されていれば、AI(人工知能)を駆使して必要な文書がどこにあるかを見つけることができる」と指摘した。
防衛省の髙橋憲一官房長は、「業務の効率化、より完全な業務のためにも公文書の電子化を進めていく必要がある」と答弁した。
また高瀬さんは、防衛省の一連の不祥事について「国民は不信を持っている。信頼を取り戻すためには防衛相のリーダーシップが大事だ」と訴えた。
小野寺五典防衛相は、「二度とこのようなことがないように防衛省・自衛隊が生まれ変わることに対して、先頭に立って改革を進めていく」と述べた。
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