町議会だより 日本一

公明新聞:2018年4月6日(金)付

議会だよりについて語り合う佐藤、鈴木の両町議議会だよりについて語り合う佐藤(右)、鈴木の両町議

広報コンクール 17年度最優秀賞
埼玉・寄居町

わが町の議会だよりが日本一に――。埼玉県寄居町議会発行の『お元気ですか 寄居議会です』が、このほど開かれた2017年度の町村議会広報全国コンクール(全国町村議会議長会主催)で、最優秀賞を受賞した。同議会だよりの編集・発行に携わった公明党の佐藤理美(議長)、鈴木詠子の両町議は、「編集に取り組んだ努力が評価してもらえて、うれしい」と喜んでいる。

議員ら地域歩き取材 住民の意見を積極的に掲載

コンクールは、全国の町村議会から議会広報紙を募り、グラフィックデザイナーや国立国語研究所の専門職員らが審査する。評価の基準は、企画の内容が住民の立場で考えられているのかをポイントに、文章・構成やデザインなど、全部で44項目にわたる。

寄居町議会は2008年度に初参加し、14年度に7位、16年度は6位と順位を上げてきた。17年度は279の町村議会から応募があった中、念願の最優秀賞を獲得した。

同町議会は年4回、議会だよりを発行。特徴は、全議員が手分けして地域を取材して歩き、町政に対する町民の声を聴取し、誌面に反映していること。最優秀賞に選ばれたのは、A4判24ページ建ての「17年3月定例会号」(昨年5月1日発行)だ。内容は当初予算の報告を主としながら、町の子育て支援事業に対する「ひとこと」を語ってくれた町民の声を名前と写真付きで載せている。

編集は、議会広報広聴特別委員会に所属する町議が担当。中心メンバーとして取り組む鈴木町議は「家族や友人の顔写真が載っていれば読んでもらえるし、最近はSNSなどで拡散もしてくれる」と手応えを語る。

表紙は、鈴木町議が自ら撮影した幼児の顔写真のアップ。ページをめくると、15人の議員それぞれが予算のどこに注目しているかを写真付きで大きく紹介しているほか、紙面の随所にQRコードがあり、読み取ると町のホームページなどでより詳しく知ることができる。見開いたときの左ページの端には、天地いっぱいに「次のページは○○」という1行案内も記載している。

審査員からは「住民が議会を身近に感じる編集。情報を発信するための表現とチャレンジを、誌面を通して感じる意欲作」「住民に意見を求め精力的に動く“攻めの広聴広報”になっている点が見事」といった講評が寄せられた。

寄居町議会は、昨年6月に議会基本条例を制定。その後、町の各事業を議員それぞれが評価し、10月には次年度予算に向けてまとめた提言書を執行部に提出するなど、議会改革にも積極的に力を入れている。

佐藤町議は「ただ奇麗に作るだけでなく、議会本来の活動をしっかりやっていることが前提であり、それを伝えることが一番のポイント。今後も読んでもらえる議会だよりを作っていきたい」と話していた。

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