難病患者の未来に光

公明新聞:2018年3月20日(火)付

我如古会長が介助ロボット「HAL」を実装する様子を見守る秋野氏=19日 福岡・久留米市我如古会長(左から2人目)が介助ロボット「HAL」を実装する様子を見守る秋野氏(左端)=19日 福岡・久留米市

介助ロボを臨床研究
希望の三線の音響く
秋野氏が後押し
福岡・久留米市

福岡県久留米市の聖マリア病院で19日、筋萎縮症など筋力が弱くなる難病患者を対象に、全国初となる介助ロボット「HAL」の臨床研究が同病院の倫理委員会に基づいて始まった。この日から、徐々に筋肉が衰える“沖縄型神経原性筋萎縮症”の家族会「希の会」の我如古盛健会長を対象として臨床研究を実施。これには、厚生労働省に神経難病に関する研究班を設置させるなど難病患者を後押ししてきた公明党の秋野公造参院議員が立ち会った。

同研究は、HALを実装した前後で筋肉に生じる変化を観測し、経過を見るもので、今月を中心に2人を対象に行う。同日、我如古会長はHALを着けずに三線(沖縄の弦楽器)を演奏。22日に再び演奏を行い、筋肉の動きにどのくらい変化が生じるか検証する。

この日、多くの関係者が見守る中、我如古会長と秋野氏は二人で演奏を披露。三線の優しい音色が響き、会場は大きな拍手に包まれた。我如古会長は、臨床研究が始まったことに触れ、「やっとここまできた。一歩でも病気を止めることができれば」と語っていた。秋野氏は「今後も治療法の確立への動きを支援していく」と決意を語った。

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