障がい者が読書しやすく

公明新聞:2018年1月31日(水)付

日本盲人会連合などから要望を受けた党障がい者福祉委=30日 参院議員会館日本盲人会連合などから要望を受けた党障がい者福祉委=30日 参院議員会館

条約批准へ法整備要望
党委員会に「盲人会」など

公明党障がい者福祉委員会(委員長=山本博司参院議員)は30日、参院議員会館で日本盲人会連合などから、視覚障がい者らが点字や音声などを通して著作物を利用しやすくすることをめざす「マラケシュ条約」(2016年発効)の批准に向けた法整備を求める要望を受けた。

席上、同連合の藤井貢組織部長は、同条約について「視覚障がい者が健常者と同じように読書をする環境を整えるために欠かせない」と述べ、早期批准の必要性を強調。批准に向けて、図書館における障がい者サービスの充実などを定める「読書バリアフリー法」(仮称)制定などを求めた。

山本委員長は、要望実現への取り組みを「検討していきたい」と述べた。

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