地元で国会図書閲覧

公明新聞:2018年1月29日(月)付

担当者からサービスの利用方法について説明を受ける周東、山之内の両市議担当者(左端)からサービスの利用方法について説明を受ける(右から)周東、山之内の両市議

サービスが利用者に好評
群馬・桐生市

群馬県桐生市の市立図書館で昨年9月から導入している、国立国会図書館の「デジタル化資料送信サービス」が、利用者から好評だ。

同サービスは、国立国会図書館が所蔵している資料を電子化した「デジタルコレクション」の中から、絶版などの理由で入手しづらい資料を地域の図書館でも閲覧・複写できるようにするもの。閲覧できる資料は、明治期以降の図書や雑誌のほか、論文、江戸時代以前の古書など約142万点に上る。

同市にはこれまで、同サービスを利用できる図書館がなく、希望者は市外にある県立図書館などに出向いていたもので、市立図書館での導入を求める声が上がっていた。

市立図書館の担当者によると、サービスの利用者から「市外に行かなくても貴重な資料が見られる」と喜ばれているという。

今月10日、市立図書館を訪れ、利用状況を確認した公明党の周東照二、山之内肇の両市議は「図書館機能の充実をめざし、いろいろな角度から提案、応援していきたい」と語っていた。

同サービスは、周東市議が2016年9月の定例会で導入を求めていた。

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