女性議員活躍 “3割”の公明に期待

公明新聞:2017年12月19日(火)付

野田担当相から要望を受ける井上幹事長、古屋女性委員長=18日 衆院第2議員会館野田担当相(左)から要望を受ける井上幹事長(中)、古屋女性委員長=18日 衆院第2議員会館

野田担当相から要望受ける

公明党の井上義久幹事長は18日、衆院第2議員会館で、野田聖子・女性活躍担当相と会い、政治分野における女性の活躍促進に関する要望書を受け取った。党女性委員会の古屋範子委員長(党副代表)が同席した。

要望書は、政府が2020年までに国政選挙の候補者の女性比率を3割に引き上げる目標を掲げていることを踏まえ、議員活動と子育ての両立を支援する体制の整備などを求めている。

野田担当相は、男女格差の大きさを国別に順位付けした「世界経済フォーラム」の最新の報告書で、日本が144カ国中114位だったことに言及。「中でも政治分野が一番遅れている」と指摘し、「これまでも公明党には取り組んでもらっているが、さらに力を入れてほしい」と訴えた。

井上幹事長は、国と地方を合わせた公明党議員の約3割が女性だと紹介した上で、政治を含めたさまざまな場で男女共同参画が進むよう「女性の活躍を妨げている障害を取り除いていきたい」と意欲を述べた。

野田担当相は、「公明党のノウハウも伝授してもらいたい」と応じた。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

新聞の定期購読