自公幹事長 24日から訪中

公明新聞:2017年12月7日(木)付

与党交流協議会に出席へ

自民・二階俊博、公明・井上義久の両党幹事長は6日午前、都内で会談し、自公両党と中国共産党の日中与党交流協議会に参加するため、今月24~29日の日程で中国を訪問することを確認した。

同協議会は、日中両国の歴史や政治、経済など幅広い分野で議論し、交流を深めようと2006年から始まった。09年に民主党政権が発足してからは中断していたが、自公政権下の15年に再開し、今回で7回目。今年8月に日本で開かれた際、年内の中国開催で合意していた。

一方、会談では、地方議員を厚生年金の加入対象とすることに関して、検討していく方針で一致。井上幹事長は、多くの地方議会で地方議員の年金加入を求める意見書が採択されていることから、「地方議員の人材確保の観点から党として前向きに検討する」と述べた。

また、与野党党首が1対1で論戦を交わす党首討論について、制度のあり方を整理する方針で一致。先に自公両党で提出したギャンブル等依存症対策基本法案に関しては、成立に向けて野党各党に幅広く協力を働き掛ける方針を確認した。

自民・森山裕国会対策委員長、公明・大口善徳国対委員長が同席した。

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