立憲民主が「ステルス作戦」

公明新聞:2017年10月17日(火)付

共産との連携隠すのに懸命
「票は欲しいが、一緒には見られたくない」が本音!?

衆院選で、共産党との連携を深める立憲民主党ですが、なぜか「共産幹部とはできるだけ街頭で並ばない『ステルス作戦』(党幹部)」(16日付「朝日」)を展開していると報じられています。何か後ろめたいことでもあるのでしょうか。

与野党幹部が衆院選に臨む政策などを議論した15日のNHK番組でも、他党から、共産党との連携について指摘されたのに対し、立憲民主党の福山哲郎幹事長は、両党の競合区があることをことさらに強調し「あまりいい加減なことを言わないでもらいたい!」と色をなして反論。連携の事実を隠そうと懸命になっていました。

立憲民主、共産両党が、今回の衆院選で協力を深めていることは周知の事実です。立憲民主党が擁立した小選挙区63のうち42で、共産党が候補の取り下げや擁立見送りを行っています。これに応える形で、立憲民主党側は、小選挙区候補が選挙はがきで「比例は共産党」とアピールするなどしています。

しかも「立憲民主党は共産、社民両党との協力が効果を発揮している」(16日付「毎日」)のに、共産党との一体化を隠すのは不可解です。

共産党と言えば、日本で唯一、共産主義革命をめざす極めて異質な党であり、「違憲の自衛隊解消」「日米安保条約の廃棄」という非現実的な安全保障政策を掲げています。

NHK番組で福山幹事長は、共産党との違いを強調するかのように「自衛隊は現状、合憲だ」と力説しました。どうやら、小選挙区で勝つために共産党の票は欲しいが、比例区を考えると、一緒には見られたくないというのが本音のようです。

国家のあり方や安全保障政策で“水と油”ほどの違いがある共産党と手を組みながら、それを有権者に見せまいとする立憲民主党。そんな姑息な手法が、同党のいう「まっとうな政治」と言えるでしょうか。

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