比例区激戦ブロック 議席死守へ執念の拡大を

公明新聞:2017年10月12日(木)付

衆院選比例区の東北、北関東、九州・沖縄の各ブロックで公明党の情勢が緊迫。全国からの押し上げが急がれる。

東北=定数13 青森、岩手、宮城、 秋田、山形、福島

公明2議席死守へ支援を訴える井上義久、真山祐一の両候補=11日 仙台市東北ブロックでは公明前職の2氏が現有2議席確保へ必死の拡大戦を展開。前回、最終14番目の議席に僅差で滑り込み2議席を獲得した。今回は定数1減の13となったことに加え、新党の登場で2議席目に届かない厳しい情勢。

現有5議席の自民は安定。希望は支持層を固めて無党派層にも浸透し、2~3議席を確保する見通し。立憲民主は政権批判票を取り込んで3議席をうかがう。共産は1議席を固め、上積みを狙う。

公明勝利には、新党を上回る圧倒的な支持拡大と保守層への浸透が急務。「東日本大震災の復興加速を担い、災害に強い国づくりを進められるのは公明党だ」と全人脈に訴える大攻勢が求められている。

北関東=定数19 茨城、栃木、群馬、埼玉

石井啓一候補(左)、岡本三成候補、輿水恵一候補定数1減の19議席を争う北関東ブロックでは、公明前職の3氏が議席確保へ懸命の遊説を繰り広げている。豊富な実績とともに、消費税の軽減税率の実施、教育費負担の軽減、高齢者支援の充実などの政策を懸命に訴えているが、自民、希望、立憲民主の3党対決の構図に埋没。三つ目の議席を失いかねない重大局面に陥っている。

自民はすでに6議席を固め、さらなる上乗せを狙う。希望は無党派層を取り込み、4~5議席を獲得する勢い。立憲民主は、前回民主で得た4議席に迫る。共産は1議席を固めた。

公明が逆転勝利するには、保守層をはじめ他党支持層にも攻め込む人脈総当たりの拡大戦に徹するしかない。

九州・沖縄=定数20 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

江田康幸候補(左)、遠山清彦候補、吉田宣弘候補、濱地雅一候補定数1減の20に公明前職4氏が現有議席の確保に挑み、全国最激戦となった九州・沖縄ブロック。4候補は「断じて勝たせてください!」と、声を限りに訴えているが、現状では、4番目の“前職落選”の危機。

自民はすでに7議席を固め優勢。希望は無党派層に着実に浸透し、4議席獲得の見通し。“旧民主”の支持層を取り込む立憲民主は、3議席以上を狙う。共産、社民はそれぞれ1議席を固めた。最後の1を、公明4番目と自民、希望、立憲民主が激しく争う展開に。

各県で公明は必死に追い上げているが、保守・無党派層への浸透が弱い。逆転勝利には、全人脈総当たりで「比例区は公明党」と語り抜き、他陣営から票をもぎ取る執念の猛攻が緊要だ。

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