立憲民主党に日本は託せぬ

公明新聞:2017年10月9日(月)付

行き場失った民進左派の集まり

筋は通っているか?

希望合流へ一度は平和安全法制容認。筋通したはウソ

民進党から希望の党への合流に参加しない左派議員らで結党した立憲民主党。枝野幸男代表は「希望の党の理念、政策は私たちが積み重ねてきたものとは違う」と述べ、信念に基づき筋を通して新党を立ち上げたと強調しました。

しかし、これは真っ赤なウソです。9月28日の民進党両院議員総会で前原誠司代表は「名を捨てて実を取る」と希望の党への合流を提案。会場から万雷の拍手が沸き、わずか1時間の議論で「満場一致で『合流』を了承」(同29日付「産経」)しています。

この時、すでに民進党が“戦争法”だと批判し、廃止を求めてきた平和安全法制を容認しなければ、希望の党は衆院選の公認を出さないと報じられていました。つまり、民進党の左派議員も議席にしがみつくため、名を捨てただけでなく魂まで売っていたのです。

それが希望の党から“民進左派”の受け入れを拒否されると、一転して平和安全法制の廃止を掲げ、立憲民主党を結党。すぐに筋を曲げる政党に信念など到底、望めません。

政権を任せられるか?

民主党政権で日本をダメにした張本人たちが結集

全く期待できません。そもそも立憲民主党は、何の成果も上げられなかった旧民主党の出身者ばかり。党の看板を掛け替えても、その実態は何ら変わりません。主要メンバーには、“悪夢”と言われた民主党政権時に政権の中枢を担ったものの、失政続きで日本の経済、外交をボロボロにした首相、大臣経験者がズラリと並んでいます。

特に、東日本大震災が起きた際は、原発事故への対応などを巡って迷走を繰り返し、対策が後手後手に回った結果、「遅い、鈍い、心がない」と大ひんしゅくを買いました。当時、首相、官房長官として政権のトップを務めていたのが立憲民主党の菅直人、枝野幸男両氏です。

今回の衆院選は、どの政党に日本の将来を託すかを決める政権選択の選挙です。仮に立憲民主党が政権を取ったらどうなるでしょうか。民主党が犯した失政の歴史を見れば、再び日本が大混乱に陥るのは明らかです。立憲民主党に日本のかじ取りを任せるわけにはいきません。

共産党と共闘するのか?

小選挙区で候補を一本化。平和安全法制廃止で連携

立憲民主党は、「平和安全法制の廃止」や「安倍政権の打倒」「脱原発」など共産党と同じ主張を掲げ、小選挙区候補も同党と一本化し、着実に共闘を進めています。また、民進党の左派議員だった社民党出身者も多く名を連ねていることから、「第2社民党」という指摘もあります。

北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を飛び越え、核実験も繰り返されるという今、北朝鮮の脅威は現実のものとして、かつてないほど増しています。この脅威に対し、日本は米国はじめ国際社会と連携しながら毅然とした対処が求められています。

にもかかわらず、立憲民主党は安全保障で政策が異なり、将来的に自衛隊の解散、日米同盟の破棄をもくろむ共産党と歩調を合わせているのです。これでは全く日本の安全に無責任な党だとしか言いようがありません。

平和安全法制に「違憲だ!」「廃止しろ!」と叫ぶだけで、どのようにして国民の生命と財産を守ることができるのでしょうか。

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