多彩な交流 全力で促進

公明新聞:2017年9月15日(金)付

モスクワ国際関係大で講演する山口代表、学生らと意見交換する党訪ロ団=13日 モスクワ市内モスクワ国際関係大で講演する山口代表(上)、学生らと意見交換する党訪ロ団=13日 モスクワ市内(撮影・深沢淳)

山口代表 モスクワ国際関係大で講演

【モスクワ13日=深沢淳】公明党の山口那津男代表は13日午後(日本時間同日夜)、モスクワ市内のモスクワ国際関係大学で講演し、「日ロ関係は(前進へ向け)絶好のチャンスを迎えており、この機を逃すわけにはいかない。連立与党の責任者として、両国間のさらなる関係発展のため、各種レベルでの交流促進に全力で取り組む」と訴えた。党ロシア訪問団の遠山清彦、稲津久の両衆院議員、山本香苗参院政策審議会長が同行した。

同大学は、モスクワ大学の国際学部を前身として1944年に設立。ロシア外務省付属の公立大学で、ラブロフ外相ら数多くの政府要人を輩出していることでも知られる。

講演の中で山口代表は、公明党について「『大衆とともに』の立党精神を掲げ、生命、生活、生存を最大に尊重する人間主義を基本理念としている」と紹介。国と地方の議員ネットワークで、子育て支援や女性活躍、環境対策など国民生活に密着した分野で政策実現を重ねていると述べ、「多様な民意を反映し、右にも左にも偏しない、日本政治の座標軸としての役割を果たしている」と強調した。

最近の日ロ関係に関しては、昨年12月の首脳会談以降、「新たな局面」を迎えたとの認識を示し、両首脳が合意した北方四島での共同経済活動については、「平和条約締結に向け目に見える第一歩となったと評価している」と力説。公明党としても、北方四島の帰属問題で双方が受け入れられる解決策を見いだすために全力で取り組むと語った。

講演後、党訪ロ団一行は同大学で日本語を学ぶ学生らと意見交換。日本の憲法改正や北朝鮮への対応、エネルギー問題などについて活発に意見交換を行った。

日ロ関係 平和条約が最優先

厚みある交流、信頼さらに 地元紙の取材に山口代表

「ヴェドモスチ」の記者から取材を受ける山口代表=13日 モスクワ市内(撮影・深沢淳)【モスクワ13日=深沢淳】公明党の山口那津男代表らによるロシア訪問が、地元メディアからも注目を集めている。山口代表は13日夕(日本時間14日未明)、モスクワ市内の日本大使公邸で、ロシアの経済新聞「ヴェドモスチ」からの取材に応じ、今回のロシア訪問の目的などについてインタビューを受けた。

同紙はロシアの経済関係者や官庁の指導的役割にある人らが主な読者層で、世界経済をはじめ国内の企業・市場動向などを扱っている。

山口代表は今回のロシア訪問について、近年、安倍晋三首相とプーチン大統領が首脳会談を重ね、両首脳間で平和条約締結が最優先課題であるとの認識で一致していることに言及。その上で「与党である公明党が政府を支え、首脳だけではなく議会や与党の厚みのある交流と信頼をつくり上げ、平和条約締結に結び付けていきたい」と強調した。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

新聞の定期購読