“空白区”で歩行者用信号に音声装置

公明新聞:2017年8月25日(金)付

髙木さんらの横断歩行を見守る窪・平群町議と大国県議髙木さん(左から2人目)らの横断歩行を見守る窪・平群町議(左端)と大国県議(右端)

奈良・安堵町

「安全に渡れるようになり本当にありがたいです」

視覚障がい者の髙木久代さん(64)は、音声を頼りに県道を横断しながら感慨深げにほほ笑んだ。

奈良県安堵町東安堵を通る県道109号の歩行者用信号機に、音声装置が取り付けられたのは今年3月。公明議員のいない同町での実現は、文字通り“党のネットワークの力”から生まれたものだ。

この県道は国道25号の抜け道となっていて交通量が多い。ごみ出しなどで髙木さんが県道を渡る際、日中は太陽の反射などもあり、「赤も緑も真っ黒にしか見えない」状況だった。その上、極度の弱視で、わずか7メートルの横断距離もエンジン音などから車が停車したことを感知して渡らなければならず、いつも危険を感じていたという。

「年を重ねるごとに視力も弱まり、道を渡るのが怖い」。こうした悩みを耳にしたのが、同県三郷町に住む知人の加藤五子さん(75)だった。加藤さんも視覚に障がいがあり、「髙木さんの実情は手に取るように伝わってきた」と話す。

加藤さんは公明支持者だが、三郷町も“空白区”のため、同町を担当していた窪和子・平群町議に相談。窪町議は現場を調査した後、大国正博県議と共に県警に掛け合い、音声装置の取り付けにつながった。

髙木さんが県道を安心して渡る姿を見守りつつ、窪、大国の両議員は「今後も住民の皆さんに喜ばれる仕事を」と誓い合っていた。

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