重要政策決定過程 与党の熟議が必要

公明新聞:2017年7月17日(月)付

加計問題 分かりやすく説明を
報道番組で遠山氏

公明党の遠山清彦・国会対策筆頭副委員長は16日、フジテレビ系「新報道2001」に出演し、当面する政治課題について見解を述べた。

14日に公表された時事通信社の世論調査で内閣支持率が29.9%となったことに触れ、遠山氏は「30%を切ったということは大変重く受け止めなくてはならない」と強調。その上で、支持率低下の一因となった学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る問題について、安倍晋三首相が出席して行われる閉会中審査において「岩盤規制に穴をあけるというプロセスを説明し、なぜこうなったか分かりやすく国民に説明することが大事だ」と指摘した。

また、重要課題に臨む際の与党の姿勢について「平和安全法制の時も2年半かけて与党の協議を行った上で閣議決定や法律を作った」と説明。「政策については公明党ときちんと熟議をして決めていくことが重要だ」と主張した。

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