共産、山口代表の発言スリ替え

公明新聞:2017年6月27日(火)付

“公明が撤回”と機関紙でデマ
都の私立高無償化「実績横取り」へウソ重ねる

公明党が東京都の小池百合子知事と粘り強く折衝し、実現させた都の私立高校授業料の実質無償化。これをめぐり共産党はさまざまな理屈を付けては「実績横取り」を画策してきましたが、ついに、公党党首の発言スリ替えまで始めました。

26日付「赤旗」で、公明党の山口那津男代表の発言を改ざんし、山口代表が「共産党に対する『実績横取り』『ハイエナ』呼ばわりの攻撃を事実上撤回した」と悪質な虚偽報道が登場しました。

取り上げられたのは、都議選告示日の23日に新宿区内で行われた演説。山口代表は、私立高無償化について、「提案・質問したという政党もいたでしょう。それはそれで『推進の一翼』を担ったことになるでしょう。しかし、大事なことは、知事と粘り強く何度も交渉に当たり、合意をつくり出したのは誰かということ」と述べ、公明党の実現力が無償化を誕生させたと強調しました。

ところが、驚くべきことに赤旗は、この山口代表の発言の中の「推進の一翼」を「実現の一翼」に改ざんして報道。

あたかも、山口代表が“共産党が「実現の一翼」を担った”と述べ、共産党の実績であると認め、「実績横取り」の指摘を撤回したかのようにでっち上げたのです。

当然ですが、共産党に対する「実績横取り」の指摘を山口代表が“撤回”した事実は、どこにもありません。

小池都知事やマスコミ各紙も認める「公明党の実績」を、共産党は選挙目当てで“自分たちがやった”とウソの宣伝をし続けているのですから、どんな姑息な手法を使っても「実績横取り」の批判から免れることはできません。それにしても、公党の党首発言を改ざんしてまでウソにウソを重ねるという、目的のためなら手段を選ばぬ共産党の体質には仰天するばかりです。

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