農業支える収入保険

公明新聞:2017年6月2日(金)付

稲津氏 安定経営見据えた安全網

1日の衆院農林水産委員会で公明党の稲津久氏は、農家の安定経営を支える収入保険制度の創設を盛り込んだ農業災害補償法改正案に関して「これまで公明党としても収入保険制度の創設を強く主張し、取り組み続けてきた。速やかな成案をめざしたい」と訴えた。

収入保険は、農業所得の向上をめざす「農業競争力強化プログラム」の中で農業改革の柱の一つに位置付けられた制度。青色申告の実施を加入要件に、品目を問わず農業経営全体の収入減に対して、国と農業者が拠出する保険金と積立金から一定額を補てんする。

稲津氏は、収入保険が既存の補償制度の対象外となっている野菜や果樹を含む全ての農産物をカバーするなどの利点に言及。農業経営の多角化や大規模化を支えることからも「将来を見据えたセーフティーネット(安全網)」と強調した。

山本有二農水相は、収入保険制度を普及させることを通じて「新規作物の生産や新たな販路開拓のチャレンジを促進し、農業の成長産業化を図りたい」と語った。

また、稲津氏は収入保険制度の加入に必要な青色申告の実施者が販売農家に少ない点を指摘し、青色申告に切り替えを促す取り組みを求めた。

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