訪日客誘致の課題探る

公明新聞:2017年5月4日(木)付

インバウンド誘致について関係者と意見を交わす佐藤(英)氏(中)ら=3日 北海道倶知安町インバウンド誘致について関係者と意見を交わす佐藤(英)氏(中)ら=3日 北海道倶知安町

北海道倶知安町で佐藤(英)氏 国際的リゾート地視察

公明党の佐藤英道衆院議員は3日、北海道倶知安町を訪れ、国際的なスキーリゾート地として発展しているニセコ地区の現状について関係者と意見を交換した。坂井美穂同町議、斉藤雅子、谷口雅史の両岩内町議が同行した。

同地区では、10年ほど前からオーストラリアを中心にスキー客が急増。ホテルや分譲マンション(コンドミニアム)などの建設が相次いでいる。

ニセコ東急リゾート「グラン・ヒラフ」の釜江良尚・統括総支配人は、「年間約45万人のスキー客のうち、半数は訪日外国人客(インバウンド)。近年は、中国やシンガポールなどからの客も増えている」と説明した。

ラフティング(ゴムボートによる川下り)などを手掛ける株式会社NACのロス・フィンドレー代表取締役は、「夏の入り込みを増やすため、マウンテンバイクなどの体験型観光メニューを増やすことが必要」と指摘。佐藤氏は、「インバウンド誘致には、国も全力を挙げている。高速交通網の整備などを推進し、後押ししたい」と語った。

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