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公明新聞:2017年3月29日(水)付

松尾特任准教授の講演を聞いた党ICT本部=28日 衆院第1議員会館松尾特任准教授(左側手前)の講演を聞いた党ICT本部=28日 衆院第1議員会館

松尾特任准教授が講演 党ICT推進本部

情報通信技術(ICT)社会の進展に向けた公明党ICT社会推進本部(高木美智代本部長=衆院議員)は28日、衆院第1議員会館で会合を開き、東京大学大学院の松尾豊特任准教授が、「人工知能(AI)の進化と未来について(AIネットワーク化と倫理)」と題して講演した。

松尾氏は、近年、AIが注目を浴びる大きな理由について、情報の中から特徴を見つけて自ら学習する最新技術「ディープラーニング」の進歩だと強調。

2015年2月には、コンピューターの画像認識能力が人間の精度を超えたことに触れ、「“眼”を持った機械やロボットができれば、いままでできなかったさまざまな作業ができることになる。社会的な課題の中で農業や介護、防災などの分野は解決できるはず。この技術を日本がつくり、世界の市場を取っていくことが必要だ」と指摘した。

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