産前産後に役立つ情報
公明新聞:2017年3月18日(土)付
兵庫県宝塚市は、産前産後の子育て世代や家族を強力にサポートするため、昨年10月から「きらきら子育てメール」を配信。従来の「たからっ子メール」と併せ、受け取った人から「役立つ情報が多く安心感が持てる」などの声が寄せられている。
このうち「きらきら子育てメール」は、宝塚市とNPO法人「きずなメール・プロジェクト」が協働して発信。妊婦や3歳未満児を持つ保護者、その家族らに、出産予定日や乳幼児の生年月日を登録してもらい、「妊娠期」は毎日、「出産後」は毎日か定期的にメールを届けている。
特に、不安に陥りやすい妊娠期のメールは、お腹の赤ちゃんの成長や様子を解説したり、お母さんを励ます内容で、大好評。
市子ども家庭支援センターによると、本人以外の配偶者や父母にも登録してもらうことで、メール情報が共有され、声掛けにつながったり、会話が広がったりと、孤立化を防ぐ効果があるという。
一方、3年余り前から発信している「たからっ子メール」は、市内7児童館で開催されている講座や相談の案内を行い、講座への参加者が増えているという。
子育てメールの導入と拡充については、公明党の藤岡和枝市議が2012年12月議会や15年12月議会などで提案。市の取り組みを促してきた。
公明新聞のお申し込み
公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。