脳脊髄液減少症 周知を広く

公明新聞:2017年3月1日(水)付

中井代表理事から要望を受ける石田氏ら=28日 衆院第2議員会館中井代表理事(右から3人目)から要望を受ける石田氏(左隣)ら=28日 衆院第2議員会館

石田氏に患者・家族団体が要望

公明党の石田祝稔政務調査会長は28日、衆院第2議員会館で認定NPO法人「脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」(中井宏代表理事)から、同症の患者に適切な医療が提供されるよう、さらなる啓発への取り組みに関して要望を受けた。

中井代表理事は、公明党の取り組みで昨年4月から同症の治療に有効な「ブラッドパッチ療法」が保険適用される一方、医療や教育の現場で同症に関する認識が十分に浸透していない現状を指摘。その上で、医師を対象に専門医が診断の相談に応じる体制づくりの一環として協会が開設したウェブサイトの周知や、自治体主催のセミナー開催などを後押しするよう求めた。

石田氏は「しっかりと取り組む」と述べた。

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