東京マラソンが墨田区に

公明新聞:2017年2月28日(火)付

一直線に延びた清澄通りを快走するランナー一直線に延びた清澄通りを快走するランナー

江戸・両国の新コース
3万6000人のランナー “粋な声援”受け快走
加藤都議 招致活動を強力に後押し

約3万6000人が力走した26日の「東京マラソン2017」。第11回目の今大会では、墨田区が初めてコースに加わった。両国国技館や葛飾北斎の生誕地など、江戸の歴史が息づく同区の清澄通り(都道)の沿道で、多くの区民がランナーを温かく出迎えた。大会の招致を推進した公明党の加藤まさゆき都議(都議選予定候補=同区)も観衆の中から熱い声援を送った。

コースの約16キロ地点。墨田区への入り口に当たる蔵前橋のたもとでは、地域の有志からなる「東京マラソンを墨田区に招致する会」(臼井征子事務局長)のメンバーらが手旗や鳴り物を携え、出迎え体制を整えていた。午前9時38分、先行スタートした車いすマラソンの走者が橋を渡り切ると、「墨田へようこそ!」と歓迎の声に沸き返った。

これを皮切りにランナーは次々と蔵前橋を通って隅田川を越え、大観衆が見守る清澄通りへと向かう。沿道の特設ステージでは、地元の区民団体が和太鼓演奏やダンスパフォーマンスを披露し、江戸・両国の新コースに花を添えた。

運営主体の「東京マラソン財団」は昨年3月、17年大会のコース変更に関する発表を行った。そこで強調されたのは、「東京の素晴らしさを内外に一層アピールする」ことと、「記録を狙える高速コースにする」ことの2点。両国や門前仲町、日本橋など、東京の観光名所を盛り込むとともに、強風の影響を受けやすい臨海部を避け、全体的な勾配も減らした。

今大会では、男子42.195キロでウィルソン・キプサング選手(ケニア)が2時間3分58秒でゴールするなど、男女共に日本国内最高記録を更新。山形県から参加したという20歳代の男性に両国の休憩地点で話を聞くと、「粋な声援に下町の風情を感じる。元気をもらった」と話していた。

ランナーに声援を送る臼井事務局長と加藤都議招致する会の臼井事務局長は、同会が10年前から続けてきた活動が結実した喜びを「感無量」と表現。交通規制などの壁が立ちふさがり、断念しかけたこともあったが、「加藤都議が節目、節目で尽力してくれた」と話した。

加藤都議はこれまで、招致する会と二人三脚で都への要請や、警視庁との交渉、PR活動を重ねてきた。墨田区を走り抜けるランナーを感慨深く見届けた加藤都議は、次は東京五輪・パラリンピックの成功に向けて「東京の魅力を世界に発信していきたい」と語った。

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