依存症対策で課題聞く

公明新聞:2017年2月3日(金)付

田中代表と意見を交わした党PT=2日 参院議員会館田中代表(左端)と意見を交わした党PT=2日 参院議員会館

関係機関の連携必要
党プロジェクトチームに「考える会」

公明党のギャンブル等依存症対策検討プロジェクトチーム(PT、座長=桝屋敬悟衆院議員)は2日、参院議員会館で会合を開き、一般社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」の田中紀子代表から依存症対策について課題を聞いた。

田中代表は、自ら依存症で苦しんだ経験を生かし、現在、当事者・家族の支援や啓発活動などに当たっていることに言及。その上で、現状では関係機関の取り組みが「ばらばらだ」として「医療や精神保健福祉センター、民間団体、当事者や家族らでつくる自助グループの連携強化が必要だ」と力説した。また、啓発や予防教育の強化なども訴えた。

桝屋座長は「要望をしっかり受け止める」と述べ、さらに検討を進めていく考えを示した。

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