洋上投票の対象拡大

公明新聞:2016年12月25日(日)付

遠洋航海中の生徒らも可能に
公明が法改正をリード

先の臨時国会で、漁業実習で遠洋航海中の水産高校などの生徒・学生らが「洋上投票」をできるようにする改正公職選挙法(議員立法)が成立した。

洋上投票とは、国政選挙において、船員の身分を証明する「船員手帳」を持つ船員が、事前に手続きをすれば遠洋航海中でも船内からファクスで投票できる制度。ただ、今の制度では船員手帳を持っていない水産高校の生徒・学生らは対象ではなく、18歳選挙権が実現した7月の参院選では、漁業実習中の水産高校の実習生らが投票できなかった。

これを踏まえ、同法では実習生が持つ「練習船実習生証明書」があれば、洋上投票ができるようにした。

具体的には、出港前に住民票がある市区町村の選挙管理委員会から選挙人名簿登録証明書の交付を受けた後、船長を通じて指定市区町村の選管に投票用紙を請求。船長から投票送信用紙を受け取り、船内からファクスで投票する【図参照】。投票ができるのは、公示翌日から投票日前日まで。

今回の法改正は、沖縄県の水産高校の関係者から、「生徒が参院選で洋上投票ができない」との声が上がったのを受け、公明党が主導したもの。公明党の地方議員を通じて要望を受けた党政治改革本部(本部長=北側一雄副代表)で議論し、与野党の賛同を得て成立させた。

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