両院議員総会での山口代表あいさつ(要旨)

公明新聞:2016年12月16日(金)付

山口代表山口代表

北九州市など統一外選、勝ち抜こう
国益損なう野党の不見識さ

【今年度第2次補正予算】

第192臨時国会が事実上、閉幕した。今国会で成立した第2次補正予算には、4月の熊本地震や相次いだ台風災害への対応などを進める予算を計上し、保育や介護の受け皿確保と処遇改善、さまざまな経済対策も盛り込んだ。いち早く成立させ、国民に届けることができたことは評価されて良いことだ。

【TPP】

環太平洋連携協定(TPP)の承認と関連法案の成立をやり遂げるのも今国会の眼目の一つだった。日本が承認しなければ協定が発効しないという責任感で、やり遂げることができた。今後、高いレベルの貿易ルールということで、参加国以外の国や地域に影響を与えられるよう、日本が頑張る姿勢も重要だ。

【年金制度】

14日に成立した年金制度改革法は、世代間の公平を保ちながら、年金制度を維持するという点で重要だ。併せて、国民年金加入者の産前産後4カ月の保険料免除や、従業員が500人以下の中小企業などで働く短時間労働者も、労使が合意すれば厚生年金に加入できることになった。年金の受給資格取得に必要な期間を25年から10年に短縮する無年金者救済法も成立させ、64万人もの無年金者の救済に道を開いた。

【配偶者控除の拡大】

来年度税制改正では、パートで働く主婦などがいる世帯の配偶者控除の年収要件を150万円以下までに広げた。街頭演説で訴えたら、皆さんが拍手をしてくれた。パートで働く人の希望につながるということを実感している。パートで働く当事者だけでなく、控除を受ける配偶者、働く現場の中小・小規模企業での働き方にも好ましい影響を与えるのは間違いない。

【奨学金】

公明党が強く訴えていた返済不要の給付型が実現する見通しとなったのも新たな希望につながる。無利子奨学金も拡充し、来年度からは収入に応じて柔軟に返済できる所得連動型も導入される。国民に希望がゆきわたる、ささやかな一歩かもしれないが、その一歩一歩の前進を大切にしながら取り組んでいきたい。

【野党の国会対応】

14日に野党は、参院で安倍晋三首相の問責決議案を提出し、衆院には内閣不信任案を出した。15日は、首相がロシアのプーチン大統領と首脳会談を行う重要な日だ。野党は、深夜まで首相を国会に拘束し、疲れさせる対応を躊躇なく行った。日本の国益、首脳会談の重要性への見識がなさ過ぎる。強く反省を迫りたい。

【オスプレイ事故】


沖縄で米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが13日夜、名護市沖の浅瀬に不時着する事故が起きた。まずは、事故の原因を徹底的に解明し、再発防止をすることが重要だ。沖縄県民に不安を与えてはならない。

【都議選、大型地方選】

年明けから大型の統一外選挙が相次ぐ。年初の北九州市議選は、総定数が4減する中、現有11議席から2つ増やして新人4人を含む13議席獲得に挑む。その後も静岡市議選などがあり、夏には東京都議選もある。一つ一つ勝ち抜き、公明党のネットワークの陣容を厚くし、強くしたい。

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