住宅、観光資源の復旧へ

公明新聞:2016年9月19日(月)付

「安家洞」の被災状況について説明を受ける熊野氏、山本さん、真山氏ら=18日 岩手・岩泉町「安家洞」の被災状況について説明を受ける熊野氏(左から2人目)、山本さん(同4人目)、真山氏(右隣)ら=18日 岩手・岩泉町

岩手・岩泉町を調査
山本さん、熊野、真山氏ら

公明党の山本香苗、熊野正士の両参院議員と真山祐一衆院議員は18日、台風10号による豪雨で甚大な被害が発生した岩手県岩泉町を訪れ、活発に調査活動を行なった。池野直友・盛岡市議のほか、小島直也・宮古市議と山崎長栄、細田孝子の両釜石市議が同行した。

一行は町役場で伊達勝身町長から復旧状況を聴取。伊達町長は「幹線道路は復旧の見通しが立ってきた一方、家屋の全壊や大規模半壊が相次ぎ、住民から仮設住宅の早期設置を望む声が上がっている」と力説した。

その後、議員団は同町安家地区で「安家洞」を調査。安家洞は日本一長い鍾乳洞として町の観光資源となっているが、水道管の破裂や土砂の流入で水位が下がらず、いまだ営業再開のめどが立っていない。安家洞観光開発有限会社の工藤榮吉社長は「一日も早い復旧へ災害ボランティアの誘致と現状回復へ国の支援をお願いしたい」と話した。

山本さんらは「住宅再建と生業の再生に全力を挙げていく」と応じた。

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