石井啓一国土交通相（公明党）は18日夜、横浜市内で開かれた党神奈川県本部の政経懇談会に三浦のぶひろ国際局次長（参院選予定候補＝神奈川選挙区）と共に出席し、夏の参院選勝利を訴えた。

席上、石井国交相は、建設や土木、運輸など国交省所管の産業に関して、人口減少に伴い従事者の高齢化や人手不足の克服が課題になっている現状に触れ、「少ない人員でも現在と同じ仕事ができるよう改革を進めなければならない」と力説。将来にわたる産業発展と経済成長に向けて生産性を高めるため、情報通信技術（ICT）を活用した業務の効率化や道路渋滞の解消などを一段と進めていく考えを強調した。

三浦氏は「誰もが安心して年を重ねられる社会を築きたい」と力強く訴え、産業技術・技能の後継者育成や教育の経済負担軽減などに取り組む決意を述べた。