児童虐待通報ダイヤル 189

公明新聞:2016年4月1日(金)付

音声案内 60%短縮
平均30秒に 相談所につながりやすく
公明推進

電話相談、いち早く―。厚生労働省は1日から、近くの児童相談所(児相)に児童虐待の通報や相談ができる全国共通ダイヤル「189」の音声案内などを改善する。児相につながるまでの平均時間を従来の約70秒から約30秒へと約60%短縮し、利用者がより使いやすいようにする。

改善では、約30秒あった冒頭の音声案内を約5秒に変更。携帯電話からかけた場合に必要となる地域選択の入力も、案内の工夫や操作の簡素化を行った。児相につながるまで通話料金は発生しない。

同ダイヤルは昨年7月、10桁から3桁に短縮された結果、同1~6月に月平均1739件だった電話件数が、7~12月には同2万6070件と約15倍に激増した。しかし、3桁化後に児相までつながった電話は約1割。音声案内が長く、操作の手間もかかるため、多くが途中で切られていた。

公明党は、これまで同ダイヤルの3桁化を推進。その上で、3月4日の参院予算委員会では、山本香苗さんが音声案内の短縮を要請した。これに対し、塩崎恭久厚労相が「(改善を)この春から実施する」と答弁していた。

なお同ダイヤルは、虐待などの緊急相談に24時間365日体制で対応。子育てに関する悩みの相談なども受け付ける。固定電話の方が比較的早くつながる。

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