防犯カメラで効果

公明新聞:2016年3月29日(火)付

駐輪場で利用者の声を聞く横山市議駐輪場で利用者の声を聞く横山市議(左端)

古川駅前駐輪場 自転車の盗難が大幅減
宮城・大崎市

宮城県大崎市のJR古川駅前にある市営の無料と有料駐輪場に先ごろ、防犯カメラが設置され、利用者から喜ばれている。

この駐輪場には、通勤・通学などで毎日、多くの自転車が置かれ、死角が生じやすく盗難やいたずらが頻発していた。2014年には年間で46件の盗難被害が出た。

今回、無料駐輪場に4台、有料駐輪場に1台の防犯カメラが整備され、犯罪抑止効果を高めるため壁に「カメラ設置」のプレートも掲げられた。防犯カメラが取り付けられてから、半年間の盗難件数は2件にとどまり、着実に被害が減少している。古川警察署の担当者は、「自転車の施錠をツーロックにして自分で守るのも必要。防犯協会と連携し、さらにパトロールを拡充していく」と語った。

古川まちづくり協議会などの各団体や住民からの駐輪場の防犯対策を求める声を受け止めた公明党の横山悦子市議は、14年9月定例会の一般質問で防犯カメラの必要性を強く訴えていた。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

新聞の定期購読